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リバーワンダー完全ガイド|パンダ・マナティ・アマゾンリバークエストを実体験で解説【シンガポール】

リバーワンダー完全ガイド|パンダ・マナティ・アマゾンリバークエストを実体験で解説【シンガポール】

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シンガポールの「リバーワンダー」は、世界の大河ごとに生き物を展示している、少し変わったつくりの動物園です。アマゾン、コンゴ、ナイル、ガンジス、メコン——川の名前がそのままゾーンの名前になっていて、歩くだけで川を遡っていくような気分になります。

看板はジャイアントパンダですが、実際に行ってみると、それ以外にも見どころがぎっしり詰まっていました。ガラスのすぐそばまで来てくれるインドガビアル、ボートに乗って回るアマゾン・リバークエスト、そして最後にたどり着いた水槽いっぱいのマナティ。

正直に言うと、このマナティの水槽の前から、しばらく動けなくなりました。写真で見るのと、目の前を悠々と泳いでいくのを見るのとでは、迫力がまったく違います。

この記事では、朝9時過ぎから半日以上かけて回った実体験をもとに、チケットの選び方・行き方・回り方、そしてパンダとマナティの見どころを、動物好きの目線でお伝えします。

水槽いっぱいに浮かぶマナティの群れ。文字通り「ごろごろ」いる
水槽いっぱいに浮かぶマナティの群れ。文字通り「ごろごろ」いる

リバーワンダーとは|大河ごとに生き物を展示する水族園

リバーワンダーは、マンダイ・ワイルドライフ・リザーブ内にある施設で、シンガポール動物園・ナイトサファリ・バードパラダイスと同じエリアにあります。

園内マップを見ると、その構成の面白さがよく分かります。パンダ王国を起点に、コンゴ川、ナイル川、ガンジス川、メコン川、そしてアマゾンと、大河ごとにゾーンが分かれていて、あちこちにスマホを立てて記念写真が撮れるスポットも用意されていました。

  • 開園時間:10:00〜19:00(最終入場18:00)
  • 場所:マンダイ・ワイルドライフ・リザーブ内(シンガポール動物園・ナイトサファリ・バードパラダイスと同じエリア)
リバーワンダーの園内マップ。アマゾン・コンゴ・ナイル・ガンジス・メコンなど大河ごとにゾーンが分かれている
リバーワンダーの園内マップ。大河ごとにゾーンが分かれている

チケットの選び方|JCBカードの30%オフはここも共通

公式サイトのシングルパーク入場券は、大人S$45(約5,600円)・子供S$33(約4,100円)でした。

外貨の円換算について この記事の円換算は、執筆時点(2026年8月)のレートで計算しています。1シンガポールドル=125円。 為替は月内でも動くので、目安として読んでください。

同じマンダイのバードパラダイスと同様、大人券に限りJCBカードの30%オフ(プロモーションコード「JCB30」)が使えます。条件も同じで、公式サイト限定・大人券のみ・1回4枚まで・祝日と祝前日は対象外です。詳しい条件や、JCB優待をフル活用したシンガポール旅行の話は、バードパラダイスの記事にまとめています。

JCB30%オフの詳しい条件と、シンガポールでのJCB活用術はこちら

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ココ
ポイント リバーワンダーもバードパラダイスも、チケットと体験予約は2ヶ月前から取れるよ〜。日程が決まったら早めにチェックしてね!

行き方|Khatib駅からシャトルバスで(バードパラダイスと同じルート)

宿泊はヒルトン・シンガポール・オーチャード。地下鉄でOrchard駅からKhatib駅まで、約25分です。

Khatib駅の改札を出たら左へ、そしてもう一度左へ進むと、頭上に「Your ride into nature」というサインが見えます。矢印の方向へ進めば、すぐにシャトルバスの乗り場です。

Khatib駅のM2シャトルバス乗り場にある路線案内板。運賃S$2.50、15〜20分間隔と表示されている
乗り場にある路線案内板。運賃S$2.50、15〜20分間隔、始発8:30・最終23:40と表示されている

私たちがバス停に着いたのは8:40頃。ほどなくバスが来て、座って待ちながら8:50に出発しました。ただ8:45頃にはもう座れない状態になっていたので、座りたいなら少し早めに並んでおくと安心です。

2つ目の停留場で下車し、5分ほど歩いて入口へ。9:10に入園しました。

左側のエリアを歩いて、奥のパンダへ

入園したら、まずは左側のエリアから見学スタート。コンゴ川・ナイル川・ガンジス川・メコン川と、大河ごとの生き物を見ながら奥へ進んでいく順路になっています。あちこちにスマホを立てて記念写真が撮れるスポットもありました。

見始めてすぐ、11:30からのショーをスマホで予約しました。開始2時間前から予約できる仕組みなので、早めに済ませてしまうのがおすすめです。

その少し先で、水槽のガラスのすぐ内側まで来てくれたのがインドガビアル。狭い水路のような造りの水槽なので、他の来園者がいなければ独り占めできる距離感でした。

水槽のガラスのすぐ内側まで来てくれたインドガビアル
水槽のガラスのすぐ内側まで来てくれたインドガビアル

すぐ近くの水槽にいたのは、ひげのような突起が特徴的なチョウザメです。100年以上生きる個体もいるそうで、高級食材のキャビアはこの魚の卵にあたります。

ひげのような突起が特徴的なチョウザメ。キャビアはこの魚の卵
ひげのような突起が特徴的なチョウザメ

そして、この順路の奥にいたのがジャイアントパンダでした。やっぱり、この日いちばんの主役はパンダです。朝は活動的と聞いていた通り、午前中は人も少なく、座り込んでずっと笹をかじり続ける姿をゆっくり見られました。

朝、座って笹を食べるジャイアントパンダ。午前中は活動的だった
朝、座って笹を食べるジャイアントパンダ

橋を渡ると、アマゾンのエリアに入ります。

アマゾン・リバークエスト|ボートで巡る、動くジャングル

この日のハイライトのひとつが、ボートに乗って川沿いの動物を見ていく「アマゾン・リバークエスト」でした。

このアマゾン・リバークエストは、入園料とは別に乗船チケットが必要です。私たちは事前にオンラインで支払い済みでした。料金は1人S$5(約630円)の一律料金で、大人・子供の区別はありません。安全のため身長106cm未満は乗船できません。営業時間は10:00〜18:00、最終乗船は17:30。チケットはオンラインでも当日現地でも購入できます。

アマゾン・リバークエスト乗り場の案内板。ジャガー、バク、オオアリクイなど登場する動物が描かれている
乗り場の案内板。ジャガー、バク、オオアリクイなど登場する動物が描かれている

案内板には、コウカンチョウ、フサオマキザル、アカホエザル、クモザル、グアナコ、オオアリクイ、カピバラ、ジャガー、バク、フラミンゴなど、ルート沿いで見られる動物がずらりと描かれています。

私が行ったときはかなり空いていて、並ばずに乗れました。ボートに乗って、両脇の茂みや川岸に目を配りながら進みます。

1周目でちょうど出てきてくれたのがオオアリクイ。鼻先を地面につけながら、のっそり歩いていました。

ボートから見えたオオアリクイ。鼻先を地面につけて歩いていた
ボートから見えたオオアリクイ

そのときによって動物がよく見えたり見えなかったりするので、もう一周乗ることにしました。一度ボートを降りて、また入り口まで歩いて戻る必要はありますが、何度でも乗り直せます。ハイライトのはずのジャガーとバクは、2回とも寝ていて背中しか見えませんでした。

2回乗ったところで雨が降り出し、アマゾン・リバークエストは運休に。この日はここで切り上げて、ショー会場へ向かいました。

ココ
注意 アマゾン・リバークエストは屋外のボートだから、天気で運休することがあるみたい。乗れるうちに乗っておくのがおすすめだよ

「水の物語」ショー|オウム、カワウソ、カピバラが登場

11:30からのショーは、Web予約(無料)をしておくと開演20分前から入場でき、前方のいい席が取れます。

出演していたのはオウム、オオサイチョウ、カワウソ、カピバラなど。最後にカピバラが登場したときは、少し「お手」をするポーズを見せてくれましたが、実際にはほとんど食べているだけでした(鳥取の牧場で会ったカピバラのほうが、お手は上手だったかもしれません)。カワウソも愛嬌たっぷりで、見ていて飽きませんでした。

カピバラに「お手」をさせるスタッフ。実際はほとんど食べているだけだった(スタッフの顔・名札はぼかし加工済み)
「お手」をねだるカピバラ。ほぼ食べているだけだった

この旅いちばんの衝撃|水槽いっぱいのマナティ

ショーを見たあと向かったのが、この日いちばんの目当てだったマナティのエリアです。

「ごろごろ」という表現がぴったりなくらい、たくさんのマナティがいました。

水槽いっぱいに浮かぶマナティの群れ。文字通り「ごろごろ」いる
水槽いっぱいに浮かぶマナティの群れ

写真で見るよりずっと大きくて、目の前をゆっくり泳いでいく姿には、かなりの迫力がありました。ガラスのすぐ近くまで来てくれる個体もいて、かなり長い間見ていました。

すぐそばまで来てくれたマナティ。写真で見る以上の大きさだった(本人の顔はぼかし加工済み)
すぐそばまで来てくれたマナティ。写真で見る以上の大きさだった

知ってました?マナティーの豆知識

現地の解説と公式サイトによると、マナティーにはこんな特徴があるそうです。

  • 寿命は60〜70年ほど。食べ物は主に海草で、川や沿岸の水域に暮らしています。分布はカリブ海やメキシコ湾周辺
  • 1日6〜8時間を、水中や水面の植物を食べて過ごします。「Sea cow(海の牛)」と呼ばれるのはこのため。リバーワンダーでは白菜、バナナの葉、エレファントグラスなどを与えているそうです
  • 体重の4〜7%を毎日食べる計算になり、500kgの個体なら1日20〜35kg
  • あのぽってりした体は、実は脂肪ではなく巨大な消化器官。腸は最大約45mにもなり、1回の食事を完全に消化するまで約1週間かかるとのこと
  • 赤ちゃんが生まれると、飼育員が最初の48時間、母乳をきちんと飲めているか注意深く観察するそうです。一方で野生では、人間による攪乱で母親と離ればなれになる赤ちゃんが増えており、IUCNの評価もVU(危急種)とされています

普段の生活ではまず知ることのない生き物なので、こういう解説を読んでから水槽を眺めると、また違った見え方がしました。

パンダはお昼も相変わらずだった

一周見終えたところで、朝は活動的だったパンダが昼はどうしているのか気になり、もう一度パンダを見に戻りました。

結果は、朝とまったく同じ。お腹を出しただらしない格好で、笹を食べ続けていました。

午後にもう一度見に行ったパンダ。朝と同じお腹を出しただらしない格好だった
午後にもう一度見に行ったパンダ。朝と変わらないだらしない格好だった

朝よりも人が多くなっていました。この「相変わらずさ」も含めて、パンダは見ていて飽きない生き物だと思います。

そのまま出口へ向かい、ホテルに戻りました。

まとめ|パンダもマナティも、実物は写真の何倍も迫力がある

看板はジャイアントパンダですが、実際に行ってみると、それ以外の生き物たちの見応えも十分でした。

最後にポイントを整理します。

  • チケットはバードパラダイスと同じく、JCBカードの30%オフ(プロモーションコード「JCB30」・大人券限定)が使えます
  • アマゾン・リバークエストは空いていれば何度でも乗り直せますが、屋外のボートなので天候による運休もあります。乗れるうちに乗っておくのがおすすめです
  • 「水の物語」ショーはWeb予約(無料)で20分前入場ができ、いい席が取れます
  • パンダは朝も昼も変わらずだらしなく笹を食べていますが、それも含めて見ていて飽きません
  • そして、いちばんの見どころはマナティでした。水槽の前から動けなくなる迫力は、実際に行ってみないと分からないと思います

※この記事の体験部分は、2026年7月に訪問した際の記録です。 料金・開園時間・ショーの開催時間・JCBの優待内容は2026年8月時点で確認したものです。最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。

安田 由美
この記事を書いた人

安田 由美

元海外ツアーコンダクター/Web制作者

世界約70カ国を訪問。Web制作・SEOの仕事をしながら、動物に会う旅を続けています。

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