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フヴァフェンフシ宿泊記|ウミガメと泳いだハウスリーフ、全46室の島で過ごした2泊【モルディブ】

フヴァフェンフシ宿泊記|ウミガメと泳いだハウスリーフ、全46室の島で過ごした2泊【モルディブ】

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2026年7月、モルディブのフヴァフェンフシに2泊しました。

海に入って10分もしないうちに、ウミガメに出会いました。

そのまま、40分ほど一緒に泳げました。

この2泊は、ヒルトン・オナーズの無料宿泊特典を使った滞在でもあります。特典の条件や予約の顛末は別記事にまとめているので、この記事では「実際に泊まってどうだったか」に絞ってお伝えします。

フヴァフェンフシとは|北マーレ環礁の、全46室の小さな島

フヴァフェンフシは、北マーレ環礁にあるプライベートアイランドリゾートです。

ヒルトン・オナーズの自社ブランドではなく、SLH(Small Luxury Hotels of the World)との提携ホテル。そして全46室という、モルディブのリゾートの中でもかなり小規模な部類に入ります。

部屋数が少ないからこそ、スタッフとゲストの距離が近い。今回の滞在でいちばん印象に残ったのは、まさにこの距離感でした。

到着まで|空港ラウンジを経由してスピードボートへ

無料宿泊特典の予約が確定すると、すぐにホテルからメールが届きました。スピードボートの送迎を手配するので、フライトの時間を教えてほしいという内容です。

今回は、先に泊まっていたフラワリアイランドリゾートから移動する日程だったので、フラワリのスタッフがフヴァフェンフシ側と前日にすべてやり取りをして、時間を決めてくれました。

ただ、フラワリからの水上飛行機が希望より遅くなり、結局マーレに着いたのは夕方に。

マーレ空港に着くと、フラワリのスタッフが車で国内線ターミナルまで送ってくれ、車を降りるとフヴァフェンフシ側のラウンジスタッフが待っていて、そのまま空港内のラウンジへ案内されました。

マーレ空港内、フラワリのスタッフに案内された待合ラウンジ
マーレ空港内、案内された待合ラウンジ

コーヒーを飲みながら30分ほど待ち、そこからスピードボートの乗り場へ案内される流れでした。

チェックインと部屋|フロントはなく、バトラーが出迎えてくれた

スピードボートが島に着くと、スタッフとマネージャー、そして今回担当してくれるバトラーのアリームさんが出迎えてくれました。

小さな島だからか、いわゆる「フロント」のようなカウンターはありません。机とソファが置かれた部屋のような場所で、まずスピードボートの送迎料金を支払い、そこからアリームさんがカートで部屋まで案内してくれました。

部屋の中を一通り説明してもらったあと、Instagramのアカウントを交換しました。滞在中のやり取りは、電話ではなくほぼInstagramのDM。何かお願いしたいことがあれば、メッセージを送るだけで対応してくれました。

泊まったのは、プール付きのラグーンバンガロー(今回はアップグレードはなし)。

泊まったラグーンバンガローのプールとデッキ
泊まった部屋のプールとデッキ

デッキの先はそのまま海。部屋のプールわきの階段から直接海に降りて、シュノーケリングに出られるのが、この部屋のいちばんの魅力でした。

アップグレードはできませんでしたが、あとから振り返るとラグーンバンガローで良かったと思う点もありました。オーシャンバンガロー側はドロップオフがかなり近く、もしそこでシュノーケリングをしている人がいたら、部屋からの距離が近すぎて落ち着かなかっただろうと思います。お風呂もガラス張りで景色を楽しめる造りなのですが、昼間は人目が気になって、景色を見ながら入るというわけにはいかなそうでした。部屋の中にガラスの床があるのもオーシャンバンガローならではの特徴です。憧れる部分もありますが、結果的にはラグーン側で良かったと感じています。

朝食|半分ビュッフェ、半分オーダー制。マンゴーが絶品だった

朝食はどちらの朝も、CELSIUSでいただきました。

まずお茶・コーヒーを選び、ミルクはアーモンドミルクやオーツミルクまで選択肢があります。フレッシュジュースも充実していて、りんご・オレンジ・パイナップル・スイカから選べ、ミックスも可能。わたしはりんごとパイナップルのミックスが気に入りました。

形式は半分ビュッフェ・半分オーダー制。温かいメニューとスイーツ系メニューから、それぞれ1品ずつ選びます。

わたしが選んだのは、エッグベネディクト(ポーチドエッグ、ホランデーズソース、イングリッシュマフィン、ビーツフムス、グリーンアスパラガス、スモークサーモン)と、ココナッツアサイー(グラノーラ、ギリシャヨーグルト、キウイ、ベリー、バナナ、ドラゴンフルーツ、ゴジベリー、アボカド)。

朝食に選んだエッグベネディクトとココナッツアサイー
エッグベネディクトとココナッツアサイー

夫が選んだのは、モルディブ料理の**「オーセンティカリー・ローカル」**(モルディブ風ツナカレー、ゆで卵、マスフニ、クリマス、ドラムスティックリーフ、チャパティ)と、チアムース(ビーポーレン、チアシード、ココナッツミルク、フレッシュベリー、ハニカム)でした。

ビュッフェ側には、パンやカップケーキなどのスイーツ、チーズ・ハム・サラダのコーナーも並びます。

朝食ビュッフェのチーズ・ハム・サラダのコーナー
チーズ・ハム・サラダのコーナー

いちばん印象的だったのは、その場でカットしてくれるフルーツでした。特にマンゴーが絶品で、翌日もお願いしようとしたら、その日はもう置いていませんでした。フルーツの種類は日替わりのようです。

その場で切ってくれたマンゴー。この日だけの特別なフルーツだった
その場で切ってくれたマンゴー

2日間とも、朝食の最中にサギがテーブルのすぐそばまでやってきました。人を怖がる様子もなく、堂々とした佇まいです。

朝食のテーブルのすぐそばまでやってきたサギ
朝食のテーブルのすぐそばまでやってきたサギ
ルル
ポイント 朝食のフルーツは日替わりだよ〜。気に入ったものがあったら、その場で食べておくのがおすすめ!

ディナー|2日間ともCELSIUSで、サメが見に来た

ディナーも2日ともCELSIUSでした。

1日目は、前に泊まっていたフラワリがオールインクルーシブで、正直もう食べることに少し疲れていたので、シーフードプラター(ロブスター、エビ、イカ、貝、白身魚のポワレ)を2人でシェアしました。

CELSIUSでいただいたシーフードプラター。ロブスターや車海老、貝が並ぶ
シーフードプラター

食後は、カートをお願いせず歩いて部屋へ。途中、和食レストランSALTへ続く桟橋を通ります。

夜、和食レストランSALTへ続く桟橋。明かりが海に映る
SALTへ続く夜の桟橋

水上バンガローが並ぶエリアのライトアップも、とても綺麗でした。

夜の水上バンガロー。円を描くようなライトアップが美しい
夜の水上バンガロー

2日目のディナーは、帆立の黒トリュフソース炒め、コンフィ・ダック・レッグ、グリルタイガープラウンを注文。フヴァフェンフシはフレッシュジュースの種類が豊富で、私たちは普段あまりお酒を飲まないので、リゾートではドリンクの楽しみが少なくなりがちなのですが、フヴァフェンフシではそんなことはありませんでした。ジュースの種類が豊富だったので、朝も夜もいろいろな味を楽しめたのがうれしかったです。オレンジデトックスとパイナップルデトックスを頼みました。

夜のCELSIUSでいただいたオレンジデトックスとパイナップルデトックス
オレンジデトックスとパイナップルデトックス
2日目のディナー。帆立、コンフィ・ダック、グリルタイガープラウン
帆立、コンフィ・ダック、グリルタイガープラウン

2日間とも、ディナーの最中に海面近くをサメが泳いでいるのが見えました。夜は光に引き寄せられるようです。

シュノーケリングの準備|道具は「フロート」で借りる

朝食のあと、アリームさんに「フロート」と呼ばれる小屋へ連れて行ってもらい、ライフジャケットとフィンを借りました。

シュノーケル本体は自分たちのものを持参していますが、フィンはかさばるので今回は持っていかず、現地で借りることにしました。フロートの営業は17:00までなので、初日の夕方到着では借りられませんでした。借りたい場合は、到着後できるだけ早いタイミングで向かうのがおすすめです。

園内の地図は公式サイトのダウンロードページから入手できます。

持っていったシュノーケリング道具

わたしたちが使っているのは、この3点セットです。マスク・スノーケル・フィンが揃っていますが、フィンはかさばるので、今回持っていったのはマスクとスノーケルだけでした。


ただ、これは今回の反省点でもありました。

1回目は部屋からではなく、桟橋まで歩いてから海に入りました。日中の地面はかなり熱くなるので、そこまで歩くのにマリンシューズは必需品です。これもずっと愛用しているもので、岩場でも足を切る心配がありません。


ところが、借りたフィンが少し小さく、マリンシューズを履いたままでは足が入りませんでした。仕方なく、草の陰にこっそりマリンシューズを隠して、裸足でフィンを履くことに。夫は同じようにマリンシューズの上からフィンを履けました。

荷物に余裕があるなら、履き慣れた自分のフィンを持っていったほうが確実です。かさばるのは確かですが、レンタル品が自分の足やマリンシューズに合うとは限りません。

ルル
注意 マリンシューズの上からフィンが履けるかは、サイズ次第。現地レンタルだと選べないこともあるから、心配なら自分のフィンを持っていくと安心だよ

日焼け対策|服で覆って、残りは肌に優しい日焼け止めで

シュノーケリングは、うつ伏せで長時間水面に浮かんでいることになります。つまり、背中と脚がずっと日差しを浴び続けるということです。

わたしたちが必ず持っていくのが、UVカットのトレンカです。以前タヒチで脚をひどく日焼けしてしまってから、夫婦そろってずっと愛用しています。

いいのは、日焼けを防げることだけではありません。日焼け止めを塗る範囲がぐっと減ります。 海に入るたびに塗り直す手間も、塗り残しの心配も少なくなるので、結局これがいちばん楽な日焼け対策だと思っています。


上半身は同じシリーズのラッシュパーカーです。フードをかぶれば髪まで覆えるので、泳いでいる間に髪が日焼けする心配もありません(ラッシュガード レディース パーカー ラッシュパーカー フード付き 長袖 水着 透けにくい UVカット UPF50+ 涼感素材 冷感 体型カバー 紫外線対策 日焼け予防 シュノーケリング 海 プール ランニング HeleiWaho ヘレイワホ 夏休み 海水浴)。

日焼け止めは「肌に優しいもの」を選びました

服で覆えない顔や手には、日焼け止めを塗ります。今回持っていったのが、MARVESALAの「MAAs UVプロテクトproスキンケアミルク」です。

選んだ理由はふたつあります。

ひとつは、肌への優しさです。日焼け止めを塗ると肌がつっぱったり、ヒリヒリしたりすることがありますが、これはそれがありませんでした。天然由来原料100%の処方で、SPF50+ PA++++と数値はしっかりしているのに、肌が荒れません。強い日焼け止めが苦手な方には、特におすすめしたいです。

もうひとつが、サンゴへの配慮です。珊瑚の中にもある成分を使っていて、海を汚しにくい処方になっています。ウミガメやサンゴのいる海に入って使うものなので、ここは大事にしたいところでした。

ひとつだけ正直に書いておくと、塗った瞬間はかなり匂いが気になります。 ただ、しばらくすると消えてしまうので、慣れれば問題ありませんでした。


ハウスリーフを泳ぐ|クマノミ、シャーク、そしてソルトプール

実際に泳いだルートを、園内の地図に書き込んでみました。

フヴァフェンフシのハウスリーフで実際に泳いだルートを書き込んだ地図
実際に泳いだルート。緑の破線がドロップオフです

緑の破線で示したのが「ドロップオフ」です。ハウスリーフを沖に向かって泳いでいくと、海底が崖のように急に深く落ち込む場所があり、そこがドロップオフ。深さの境目にはプランクトンやサンゴが集まるため、魚がとても多いのが特徴です。カラフルな小魚の群れだけでなく、大型の魚やウミガメに出会えるのも、たいていこの縁のあたりでした。

道具を借りて最初に泳いだのが、地図の青いルートです。島の西側にある桟橋のところから海に入り、南側のドロップオフに沿ってプールのあるエリアまで泳ぎました。

まず出会ったのは、イソギンチャクに隠れるクマノミの群れ。

ハウスリーフのイソギンチャクに集まるクマノミ
イソギンチャクに集まるクマノミ

しばらく泳いでいると、サンゴの上を悠々と泳ぐリーフシャークにも遭遇しました。

サンゴの上を悠々と泳ぐリーフシャーク
サンゴの上を泳ぐリーフシャーク

桟橋の先には、ぽつんと浮かぶソルトプールがあります。死海のようにぷかぷか浮くのかと思っていましたが、実際に入ってみると普通に沈みました。塩分濃度は、だいたい海水と同じくらいのようです。

桟橋の先にぽつんと浮かぶソルトプール
桟橋の先のソルトプール
海と一体化して見えるインフィニティプール
海と一体化して見えるインフィニティプール

このプールから海側に進むと、急に深くなっていくエリアがあり、「この先、水深160m」という注意書きがありました。泳ぎが得意ではないわたしは、足がつかなくなって少し溺れかけてしまいました。

ルル
注意 ソルトプールの先は本当に深いから、泳ぎに自信がない人は無理に沖側へ進まないでね

ウミガメと過ごした40分

このハウスリーフでいちばんの体験が、ウミガメでした。

2回目に泳いだのが、地図のオレンジのルートです。部屋のプールわきの階段から海に降り、自分たちのバンガローと隣のバンガローの間をくぐり、ラグーンバンガローとオーシャンバンガローの間を抜けて、そのままオーシャン側へ。水上バンガローの間は、泳いで通り抜けられるようになっています。

すると、海に入って10分も経たないうちに、1頭のウミガメに出会いました。この日は潮の流れがかなり速く、カメも流されそうになりながら、手でサンゴを押さえて藻を食べていました。

サンゴについた藻を食べるウミガメ
サンゴについた藻を食べるウミガメ

わたしたちも同じ流れに乗って泳ぐことになり、カメに触れないよう気をつけながら、かなり近い距離を一緒に泳ぎました。逃げる素振りもなく、ずっと横を並走してくれる、とてもフレンドリーなカメでした。

ウミガメのすぐそばを一緒に泳ぐ(本人の顔はぼかし加工済み)
ウミガメのすぐそばを一緒に泳ぐ

結局、そのまま40分ほど一緒に泳ぎました。

出発日にも同じルートで泳いだのですが、ほぼ同じ場所でまたウミガメに会えました。レストランのスタッフもアリームさんも「ウミガメに会えるのは珍しい」と言っていましたが、これだけの頻度で会えたことを考えると、単純にシュノーケリングをする人が少ないだけなのでは、とも思いました。滞在中、海の中で他のゲストとすれ違うことはほとんどありませんでした。

出発の日|最後に、うれしいサプライズも

最終日の朝食のとき、支配人が挨拶に来てくれました。出発が夜遅い便だったので、チェックアウト後にどこか部屋を使わせてもらえないか聞いてみたところ、少し待ってほしいとのこと。

カートで部屋に戻る途中、アリームさんから「いい知らせがあります」と声をかけられ、このホテルでいちばん大きい、3ベッドルームのハウスを使わせてもらえることになりました。この顛末の詳しいところは、無料宿泊特典の記事に譲ります。

最終日に案内されたハウスの玄関。両脇が水路になっている
案内されたハウスの玄関。両脇が水路になっている
そのハウスのプールの先はビーチ。ここにもサギが遊びに来た
プールの先はビーチ。ここにもサギが遊びに来た

出発直前には、アリームさんが部屋まで精算に来てくれ、スーツケースも運んでくれました。飲めなかったのですが、シャンパンも用意されていて、船が島を離れてからも、支配人やスタッフ、アリームさんがしばらく手を振って見送ってくれました。

まとめ|46室だからこその距離の近さが、いちばんの魅力だった

フヴァフェンフシは、全46室の小さな島はとても落ち着いていて、リゾート内を歩いていても人の多さを感じることはほとんどありません。
バトラーをはじめスタッフの方々の対応も丁寧で、ゆったりとした時間を過ごすことができました。

  • 全46室の小さな島で、どこへ行くにも近く、滞在中はゆったりと静かに過ごせました
  • 朝食はどれもとても美味しく、特に種類豊富なフルーツとフレッシュジュースは毎朝の楽しみでした
  • シュノーケリング道具のレンタルは「フロート」で。営業は17:00までなので、到着したらできるだけ早く向かうと安心です
  • プールは本当に深いので、泳ぎに自信がない人は無理に沖側へ進まないでください
  • そして、いちばんの思い出はウミガメでした。海に入って10分でウミガメに出会い、40分も一緒に泳げたのは、混雑していないハウスリーフならではの体験だったと思います

※この記事の体験部分は、2026年7月に訪問した際の記録です。 料金・施設内容は2026年8月時点で確認したものです。最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。

安田 由美
この記事を書いた人

安田 由美

元海外ツアーコンダクター/Web制作者

世界約70カ国を訪問。Web制作・SEOの仕事をしながら、動物に会う旅を続けています。

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